看護師だって恋したい!|結婚している看護師の割合や恋愛事情を調査

結婚した看護師 お仕事

一般的に、看護師は夜勤や長時間労働が多いため、パートナーとの時間を確保することが難しいと思われがちです。

また、看護師は医療従事者として、ときには休日であっても患者さんやその家族のケアを優先する必要が出てくることもあります。

そのため、結婚相手には医療従事者に求められる仕事の事情や勤務形態に理解がある人が望ましいですよね。

今回は、看護師はどれくらいの割合で結婚しているのか、どういった場でパートナーと出会っているのか調べてみました!

看護師の結婚率は、他の業種の平均と比較してやや高い

特に30歳以降の結婚率が高め

厚生労働省の「年齢別未婚率・有配偶率」によると、2021年時点での年代別看護師の有配偶率は、下記のようになっています。

  • 25歳から29歳が57.4%
  • 30歳から34歳が70.8%
  • 35歳から39歳が76.4%
  • 40歳から44歳が81.9%
  • 45歳から49歳が85.4%
  • 50歳から54歳が87.3%
  • 55歳から59歳が89.3%

数字を見ていると、年齢が上がるにつれて結婚率が上昇する傾向が見られます。特に30歳以降の年齢層では結婚率が高いですね。

看護師は他業種と比べて結婚している人が多い

2019年の厚生労働省の「年齢別未婚率・有配偶率」によると、25歳から29歳の未婚率は、看護師が42.6%で、全業種平均の53.8%よりも低かったです。

また、30歳から34歳の未婚率も、看護師が29.2%で、全業種平均の34.7%よりも低かったと報告されています。

なぜ30歳以降に結婚する看護師が多いのか?

看護師国家試験に受かるまでにはたくさんの勉強が必要になります。なので、看護師になった後すぐに結婚、というよりはまずはキャリア形成を考える看護師が多いのかもしれませんね。

キャリア形成の優先

看護師は、医療現場で重要な役割を担っており、キャリアアップのために勉強や研修に時間を割くことが多いです。そのため、結婚や子育てに踏み切るまでに時間が必要な場合があると言われています。

転職と婚期の適齢期が被る

看護師は資格を取得するために4年制大学や専門学校を卒業し、その後に実習を経て国家試験に合格する必要があります。看護師として働き始めるまでに時間がかかるため、転職の時期と一般的に言われている婚期が被ってしまう傾向にあります。

経済的に自立している人が多い

看護師は、自分自身が平均的な年収よりも多く稼げていることもあるので、人によっては自分よりも多く稼いでいる相手かもしくは同等の年収の相手が結婚相手の条件に求めることがあります。そういった背景もあり、結婚相手を探すのに時間がかかることがあります。

どうやってパートナーと出会う?

数字上だけでいうと、結婚している看護師は多いと言えそうです。

ただ、日々の激務や長時間勤務の中、どうやって出会っているのでしょう?

看護師さんの出会いの場の一例を紹介します!

同じ職場内

看護師とお医者さんは、職場で長時間過ごすことが多いため恋愛や結婚に至るケースもあると言われています。

お医者さんが相手だと、看護師として働く際の不規則なシフトや仕事事情に理解があるのがいいですよね!

ただ、お医者さんは看護師の上司にあたることが多いため、プライベートな関係になることによって職場内でのトラブルが発生する可能性もあります。

看護師とお医者さんが恋愛関係になる場合には、職場の規則やマナーを守り、適切な距離感を保つことが大切そうです。

知人や友人の紹介

知人や友人を通じて出会うことが多いとされています。特に、医療従事者同士の交流が盛んなイベントや勉強会、研修などで知り合った場合、共通の趣味や興味を持っていることが多く、結婚に繋がることもあると言われています。

インターネット婚活サイト

最近では、インターネットを通じて婚活をする人も増えています。看護師も、自分のシフトに合わせて婚活サイトを利用し、出会いを探す人が増えています。

結婚後も看護師は続ける?

結婚後も働く看護師は多め

厚生労働省が発表している「平成30年度看護師等の人材動向調査結果概要」によると、結婚した看護師が働き続ける割合は、年齢層によって異なりますが、30代で約80%、40代で約60%、50代で約50%程度と報告されています。結婚後も看護師として働き続ける人が多いと言えるでしょう。

結婚後も看護師を続ける理由

家庭と仕事の両立がしやすい

看護師の仕事は、多くの場合、夜勤や交替勤務がありますが、その一方で、勤務時間や勤務日数が比較的柔軟なことが多く、子育てや家事との両立がしやすいというメリットがあります。

経済的な理由

結婚しても、家庭の経済的な負担を減らすため、または夫婦で共同して収入を得るため、看護師として働き続ける人が多いです。また、夫の収入が安定しない場合や、夫婦で教育費や住宅ローンなどの返済が必要な場合にも、看護師としての収入が必要となります。

仕事の安定性

看護師は、人々の健康を守るために必要不可欠な職業であり、今後も需要が高いことが予想されています。そのため、安定した仕事を続けることができるという点も、結婚後も看護師として働き続ける理由のひとつです。

まとめ

全体的な数字としては、結婚している看護師は多い傾向にあるようですね!

職場での出会いはもちろん、近年はマッチングアプリを通じて出会って結婚する人が増えていると言われています。

特に、忙しい働き方をしている看護師は時間の制約がある中で効率的に相手を探す手段としてマッチングアプリを活用して出会いを増やすのも結婚への近道かもしれません。

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この記事の監修者元サイバーエージェントクリエイティブディレクター:松浦準之助
元サイバーエージェントクリエイティブディレクター:松浦準之助 株式会社SOKKIN 人材副事業責任者

2014年にサイバーエージェントに入社。金融業界を中心に幅広い業界のクリエイティブディレクションに従事。その後、2023年より株式会社SOKKIN でクリエイティブ責任者として従事

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