医師と看護師の関係性とは?|職場内恋愛事情を解説

お仕事
看護師として働いていると、日々お医者さんとの連携は必須ですよね。

看護師は、患者さんや同僚看護師とはまた違ったお医者さんと、どのような関係性を築いているのでしょうか?

今回は、病院内の医師・看護師の男女比や、職場内恋愛のメリット・デメリットを紹介します!

お医者さんには男性が多く、看護師には女性が多い

出会う数が多ければ、その分好きになる人が見つかる可能性は高いもの。

一般的なイメージとして、お医者さんといえば男性、看護師といえば女性というイメージがありますが、実際に数字を見てみた場合、割合はどの様になっているのでしょうか。

お医者さんの7割が男性

厚生労働省が報告した「令和2(2020)年医師・歯科医師・薬剤師統計の概況」を見てみると、医師数の届出総数は339,623人いるとのことです。

医師総数の男女比

  • 男性医師:262,077人(77.2%)
  • 女性医師:77,546 人(22.8%)

また、従事する主な診療を科別に見た場合の男女比は下記のとおりです。

内科医師

  • 男性医師:約67.9%
  • 女性医師:約32.1%

外科医師

  • 男性医師:約89.3%
  • 女性医師:約10.7%

小児科医師

  • 男性医師:約46.1%
  • 女性医師:約53.9%

産婦人科医師

  • 男性医師:約15.4%
  • 女性医師:約84.6%

働く病院によっては、男性医師の割合が多くなりそうですね。

看護師の9割が女性

看護師は女性が圧倒的に多く、男性看護師の比率は非常に低いです。

厚生労働省の調査によると、令和3年段階では男性看護師の割合は約3.1%と男女比の差は明らかです。

看護師は何歳まで続けられる?|現在働いている看護師の年齢割合や男女比率を調査!」にて詳細を紹介しているので、もし気になった方は併せて読んでみてください!

看護師にとって医師は恋愛対象じゃないことも?

仕事場では上司と部下のような関係になりやすい

医師と看護師は、医師法、保健師助産師看護師法と法律で対応できる業務が明確に異なります。

具体的には、医師が患者の診療をし、診断結果に応じてどういった対応をするか、医師から看護師に指示をします。

一般企業で言う、上司と部下のような関係に近いような気もしますが、恋愛感情を持てるかどうかはお互いに仕事面でも信頼関係が築けるかどうかではないでしょうか。

職場によっては医師、看護師ともに受け持つ患者さんの数が多ければ激務になり、短い時間でコミュニケーションを取ることになると十分に話すことができず、良好な関係を構築するのに時間がかかることも…。

公に付き合っていることが言えない不安が残る

職場によりますが、職場内恋愛を禁止しているところもあります。

禁止されていなかったとしても、女性の割合が多く男性が少ないとなると、気づいていないだけで恋のライバルがたくさんたくさんいる可能性もありますし、周りに知られていると業務がやりづらくなることも。

別の視点から言うと、内緒にすることを前提にお互い付き合い始める場合、男性医師が他の女性とも関係を持っている問題が起きることも多々あるようです…。

全員がそうではないと思いますが、職場内恋愛だと内緒にするのに気疲れしてしまいそうです。

院内恋愛のメリット・デメリット

メリット

仕事への楽しみが出来る

看護師は、業務量が多く激務だと感じる場面が多々あるかと思います。

しんどいときでも、好きな人がそばにいてくれるというのは心強いですし、また職場に行けば姿が見れるというのは仕事をする上で励みになるでしょう。

自分の頑張りを近くで見てもらえる

これは職場内恋愛だけの特権ですね。

職種が違う人に、看護師の仕事がどれだけ大変か、愚痴をこぼしてもイメージが湧きにくいかもしれません。

医師と看護師であれば、お互いどんなことがあったか話しても全部わかりますし、共感しやすく話もはずみますよね!

お互いに安定した収入があるので、ライフプランが考えやすい

医師、看護師共に、安定した収入であることが多いでしょう。

そうなると、結婚や出産、マイホームなど人生に起きる様々なライフイベントに関して、早い段階で具体的に考えることが出来るようになります。

デメリット

男性医師はモテる!?浮気や不倫が心配

出会いメディアが実施したアンケートで、男性がモテる職業堂々の一位は「医師」でした。

モテる理由として、医師になるためにはたくさん勉強する必要があり、知識と勉強し続ける向上心がないと務まらない職種のため尊敬できる、また高収入であるという点から人気のようです。

モテるということは、本人が望めばその分出会いも増えますので、浮気や遊びなのではないかと心配になってしまう場面も増えてしまいそうです。

喧嘩したあと一緒に働くのがきつい

どんなに嫌なことがあっても、同じ職場で働いている以上、大人の対応が求められます。

また、時間をおけば怒りのほとぼりが冷め、冷静になれば仲直りできたことであっても否応無しに顔を合わせることで怒りがなかなか落ち着かないことも…。

職場恋愛をするときは、喧嘩したら次の出勤日が重なる前に仲直りするとか、事前にルールを決めておいたほうがいいと思います。

医師と看護師の結婚は0じゃない!

看護師は医者と結婚した女性職業ランキング上位!

ここまで、職場内恋愛に関して

「職場内の関係上、恋愛対象になりづらいかも?」

「内緒の恋愛だと、遊びになってしまうこともあるんじゃ…」

といった問題点を述べてきましたが、医者の結婚相手の職業ランキングでは、看護師が上位に上がりやすいです!

病院は規模によって一定の質を保つための人員配置基準が定められており、

「患者:医師=16人に対し1人」

「患者:看護師=3人に対し1人」

なので、患者さんが15人いたとしたら

「医師:看護師=1人に対し5人」

いることになるので、どうしても医師の数が少なく、看護師が多くなってしまいます。

男性医師にとっては、理想の人が見つけやすいのかもしれませんね。

まとめ

職場内恋愛は、秘密の恋ということもあって楽しいこともたくさんありますが、その分気をつけなければならないことが増えます。

人を好きになることを制限するのは難しいですが、出来る限りリスクを考えた上で自分にとって大切なものを見失わないようにしましょう!

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理想の勤務先を探したり、将来の勤務先のイメージを具体的にするためにぜひご活用くださいね。

この記事の監修者元サイバーエージェントクリエイティブディレクター:松浦準之助
元サイバーエージェントクリエイティブディレクター:松浦準之助 株式会社SOKKIN 人材副事業責任者

2014年にサイバーエージェントに入社。金融業界を中心に幅広い業界のクリエイティブディレクションに従事。その後、2023年より株式会社SOKKIN でクリエイティブ責任者として従事

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