看護師の必須品とは!?|ポーチの中に入れている持ち物を調査!

看護師のお気に入の持ち物 調査データ
看護師の仕事では、日々の患者さんの健康状態を確認する必要がありますよね。

血圧や脈拍、体温など測定しなければならない項目は多岐にわたり、それに伴い持ち歩かないといけない持ち物も多くなりがちです。

今回は、看護師が常に持ち歩いているものの一例を紹介します!

ウエストポーチで両手は開いてる状態に

防水・水を弾く素材のポーチがオススメ

たくさんの持ち物を運ぶためには、ポーチなどの入れ物が必須ですよね。

看護師は両手を使えるようにしつつ、患者さん周りのスペースを確保するためにも、ウエストポーチで必要なものを持ち運ぶ看護師が多いようです。

防水もしくは水を弾くタイプの素材を選ぶと、汚れを気にせず安心して使えそうですね!

常に持ち歩いていたい持ち物

①ペン

特にペンに関しては、1本で複数の色が使える4色ボールペンがおすすめです。

病院によって異なりますが、電子カルテではなく手書きカルテを使っている場合であれば各項目ごとに色を使い分けていたり、夜勤など勤務する時間帯に併せて色を決めていたりなど、色を使い分ける場面が多々あるためです。

それとは別に、テープへのメモをする場面があることが多いので、書きやすい油性ペンも重宝します。

どのペンであっても、キャップを毎回開け締めするのは手がふさがりがちな看護師には大変なので、ノック式のペンがおすすめです。

②メモ

また、日々働いている中で急な連絡事項があることはつきものなので、小さめのメモに書き込めるようにしておきましょう。

新米看護師の場合は特に、後から確認・勉強する必要がある事項を書き留める場面が多々あるはずです。

③アルコール消毒

病院では常に消毒をして清潔に保つことが必要です。また、看護師は患者さんに触れることが多くあるので、触る前に手指消毒することが大切。

アルコール消毒液のボトルを持ち運ぶための肩掛けバックもあるので、日々の仕事で使う必要量を持ち運べるようにしましょう。

消毒液と言っても、ジェルタイプのものやハンドクリームと一緒になっているものもあるので、肌荒れが気になる人は自身の肌にあったものが使えるといいですね。

④ナースウォッチ

患者さんの脈を数える際に必須の時計。

職場によりますが、腕時計の着用を禁止しているところも。理由としては、腕まで洗うのが大変だったり、腕と腕時計のバンドの間が不衛生になってしまう懸念があるためです。

ナースウォッチは看護師のために設計されているので、使いやすい機能や工夫がなされているものが多いです。

例えば、防水機能の他、画面が逆さになっているので白衣に付けた状態で確認しやすくなっていたり、暗闇で光る蓄光タイプのものだったりと、看護師にとって助かる機能がたくさんあります。

⑤電卓

看護師として働いていると、点滴の適下計算やお薬の溶解量など、計算しなきゃいけない場面は多々あります。なんと、電卓とタイマーが一緒になっている電卓もあるので、必要な機能がついているものを選びましょう。

また、夜勤のことも考えてライト付きのものがおすすめです。

⑥印鑑

日々の業務で確認項目はたくさんあり、自身が確認したかなつ印をする必要があります。

毎回はんこの蓋を開け締めするのは大変なので、胸からぶら下げられるようなストラップ付きでキャップレスで押せるはんこがおすすめです。

⑦バインダー

ポーチには入らないですが、場面によっては持ち歩いておきたい持ち物の一つです。

看護師は患者さんや患者さんのご家族に同意書を書いてもらう場面があったり、自身でも患者さんのカルテを書くときに支えがあると書きやすいですよね。

あると便利なもの

下記で紹介する持ち物は、病院で備品としておいてあることがほとんどなので、自分で準備する必要はないです。

ただ、毎回管理されているところに取りに行くのが手間な場合は自分で準備するのもいいかもしれませんね。

自分のお気に入りの持ち物を使うと、日々の業務も前向きに取り組めそうです。

ペンライト

患者さんの瞳孔や耳孔、口腔内を確認する際に使うほか、夜勤時に簡易的な懐中電灯として使用することも出来るので、何かと重宝する持ち物です。

医療用のペンライトはコンパクトだったり、瞳孔計があったりと便利な機能がついているものが多いので、業務内容に併せて必要な機能がついたものを選びましょう。

駆血帯

患者さんの採血をするときの必需品です。

腕などに巻きつけて血管を圧迫することで、血流を一時的に止め採血が出来るようにします。

ゴムやワンタッチ式など様々なタイプがあり、病院によって採用されている駆血帯は異なります。

そのため、自前で使いやすい駆血帯を準備している看護師も多いようです。

聴診器

病棟勤務の看護師さんなら必需品である聴診器は、患者さんの心拍を確認するために必要です。

病院の規模によっては、備品として共有しながら使っているところもあるかと思いますが、看護師は病棟内を動き回るため、管理している場所に毎回取りに行くのも大変なので自分で準備する看護師が多いです。

個人で購入する場合は、正常音と異常音を的確に聞き取るためにも、膜面(ダイアフラム面)とベル面の両方が使えるダブルタイプがおすすめです。また、聞き取りやすさが大切なので、自分の耳の形に合わせるためにも、イヤーピースの大きさが選べるものにしましょう。

医療用ハサミ

患者さんが怪我をしている場合、ガーゼや包帯を交換する場面が出てきます。

そういったときに、ガーゼなどを必要なサイズに切るためにサッと出せるように持ち歩いておくと便利です。

うっかり落としたときに患者さんが傷つかないように安全ガイドカバー付きのものが安心して使えそうです。

診療科によって必需品は様々!

上記では、一般的に必要とされる持ち物を紹介してきましたが、働く病棟によって必要な持ち物は変わります。

大抵は病院の備品として準備されているので、自分で準備することは殆ど無いでしょう。

救急外来

  • 救急キット
  • 酸素ボンベ
  • バッグバルブマスク
  • アンブ胸式自動体外式除細動器(AED)
  • 急性期薬剤

外科

  • 手術用具
  • 手袋
  • ガーゼ
  • 消毒薬
  • 切開器具
  • 縫合糸
  • 吸引器

内科

  • 聴診器
  • 血圧計
  • 血糖測定器
  • 脈拍計
  • カテーテル
  • 点滴セット
  • 血管穿刺用針

小児科

  • 吸引器
  • ミルク
  • おむつ
  • 抱っこ紐
  • 絵本
  • おもちゃ

眼科

  • 目薬
  • 点眼器
  • 瞳孔拡張剤
  • 眼圧計
  • 角膜カット器
  • 吸引器

耳鼻咽喉科

  • 鼻吸引器
  • 喉頭鏡
  • 耳鏡
  • 耳かき
  • マイクロドライバー

透析室

  • 透析器
  • 消毒薬
  • 注射器
  • 透析用カテーテル
  • 透析用液体

まとめ

特に働き始めたばかりの看護師だと、どこに何があるのか、また共有して使っている備品だと他の人がいつ使ってるかなどの把握が難しいため、持ち運ばないといけない持ち物が多くなってしまいがちです。

ベテラン看護師になってくると、筆記用具くらいで必要なものはその時々の業務に必要な持ち物を準備できるようになり、最低限の持ち物で動けるようになるみたいです。

慣れるまでは大変ですが、自分の好きな色の持ち物でモチベーションを上げながら頑張っていきましょう!

看護なび」では看護師専門の求人情報を掲載しており、地域別、雇用形態、職種、勤務時間、給与など、様々な条件で求人検索ができます。

理想の勤務先を探したり、将来の勤務先のイメージを具体的にするためにぜひご活用くださいね。

この記事の監修者元サイバーエージェントクリエイティブディレクター:松浦準之助
元サイバーエージェントクリエイティブディレクター:松浦準之助 株式会社SOKKIN 人材副事業責任者

2014年にサイバーエージェントに入社。金融業界を中心に幅広い業界のクリエイティブディレクションに従事。その後、2023年より株式会社SOKKIN でクリエイティブ責任者として従事

\看護師転職サイトを大手7社を厳選!/

看護なび で求人サイトを探す

調査データ豆知識
看護なび
タイトルとURLをコピーしました