【看護師の転職事情】「​​夜勤を押し付けられ、生活リズムが狂っていた」という声も。転職経験のある看護師は8割以上!

調査データ

株式会社SOKKIN(本社:東京都新宿区新宿2-8-3 AOIHOUSE SHINJUKUビル9階、代表取締役社長:本間 亮平)は、看護師向け転職エージェント比較サイトを運営し、看護師の転職支援を行っています。「給料に満足できない」「職場の雰囲気と合わない」などといった理由で、転職という選択肢を選ぶ看護師は少なくないです。本調査では、看護師の転職事情について調査を実施しました。調査結果によると、回答した看護師の8割以上が少なくとも1回以上転職を行なっており、転職をする理由としては「ライフイベントのため」が最も多く挙げられました。

調査の背景

看護師は肉体的に負担の大きい職業であり、時には職場の人間関係に悩まされることも珍しくありません。さまざまな理由から転職を検討する看護師は多く、私たちが運営する転職エージェント比較サイトでも、多くの看護師さんから「現在の職場が合わず、転職を決意した」という声をいただいています。

そういった背景を踏まえ、2023年10月にインターネット調査で実施したアンケートの回答結果をもとに、「今までに何回転職をしたか」、「転職をした理由は何か」、「現在の職場に決めた理由は何か」、「転職活動の際に利用したサービス」、「そのサービスを利用した理由」などをお伝えします。

調査の詳細

「(看護師限定)転職に関する簡単アンケート」
看護師の転職事情について調査する。

・調査日:2023年10月19日〜2023年10月22日
・調査方法:株式会社クラウドワークスのパネル利用によるインターネット調査
・対象者:現在看護師をしている方
・回収サンプル数:40票

調査結果

1回以上転職をしたことのある看護師の割合は全体の8割以上!

「Q1.今までに何回転職をしましたか?」という問いに対して、「1回」と答えた人が最も多く28%に上りました。さらに、少なくとも1回以上転職したことがある看護師の割合は全体の8割以上を占めることがわかりました。

ライフイベントを機に転職をする看護師が多い

「Q2.転職をした理由は何ですか?(複数選択可)」という問いに対して、「結婚・子育て等のライフイベントのため」と回答した人が最も多く12票となりました。次いで「精神的にキツかったため」「転居のため」が同票の9票となっています。

「Q2-1. 転職した理由について具体的に教えてください。(自由記述)」という問いに対しては、以下のような声が挙がりました。

結婚・子育て等のライフイベントのため(以下一部抜粋)

・以前は病院勤務をしていたが、育児しながらの夜勤は難しいと思い転職した。(30代後半)
・1回目は結婚に伴い夜勤のないところで働きたかったため。2回目は出産し仕事の時間がライフスタイルと合わなくなったため。(30代前半)
・結婚して、旦那の地元に引っ越したため。(30代前半)

精神的にキツかったため(以下一部抜粋)

・自分の希望しない部署への移動があり、移動した場所で看護やケアを実施していても自分のやりたいこととは程遠く、やりがいを感じなかったため。(20代後半)
・前の職場では男性看護師が少ないため仕事の相談を気軽にできず、ストレスを抱え転職した。(40代前半)
・病院の人間関係の悪さ、時間外労働などから精神的に追い詰められてしまい、転職を決意した。(20代後半)
・​​先輩から夜勤を押し付けられて生活リズムが狂う働き方を長くしており、精神的なキツさを感じるようになってしまったため。(30代後半)
・コロナ禍に「独身のあなたコロナ係やりな」と言われ、「この病棟で仕事なんて絶対したくない」と思い転職した。(40代前半)

転居のため(以下一部抜粋)

・1回目は結婚で転居したため。2回目は転居したため。3回目は他の仕事もチャレンジしてみたいと思ったため。(30代後半)
・夫の転勤に伴い、転職した。(20代後半)
・​​職場の寮を出なければならなくなって実家に帰ったため。(40代前半)

給料が低い・昇給が見込めないため(以下一部抜粋)

・奨学金返済のため勤めていたが、給料と仕事内容があっておらず、パワハラ等もあったため転職した。(20代後半)
昇給が少ない、残業代が出ないなどの不満があったため。(40代前半)

他の職場に興味があっため(以下一部抜粋)

・他の分野の仕事に興味が出たので、一旦退職しやりたいことを優先させた。(30代後半)
・結婚の為に引っ越しをし、通勤に時間がかかるようになり転職をした。また、他の職場に興味もあり転職した。(40代前半)
・人員体制が整っている回復期リハビリテーション病院であれば、退院までの間患者様とじっくり向き合うという私の理想の看護が実現できると思い、リハビリテーション病院への転職を決めた。(30歳前半)

キャリアアップが望めないため(以下一部抜粋)

自分のやりたいことが十分にできず、窮屈に感じていたため。(30代前半)

転職先の職場選びは「仕事内容」が決め手

「Q3. 現在の職場に決めた理由はなんですか?(複数選択可)」という問いに対して、「仕事内容・やりがい」と回答した人が最も多く17票となりました。次いで「勤務地・通勤距離」が14票、「勤務時間」が13票となっています。

「Q3-1. 現在の職場に決めた理由について具体的に教えてください。(自由記述)」という問いに対しては、以下のような回答が寄せられました。

仕事内容・やりがい(以下一部抜粋)

・前の職場よりも家から近く、今までの経験が活かせそうだったため。(40代前半)
・自身の専門分野において、高度な専門知識やスキルを発揮できる環境であり、日々の業務を通じて成長できそうだと感じたため。(40代前半)
・自分のやりたいことが十分にできそうだったことと、副業が可能だったことが決め手。(30代前半)

勤務地・通勤距離(以下一部抜粋)

自宅から徒歩圏内の職場にしたかったため。(40代後半)
・結婚をして引っ越しをした為、家庭との両立を考え通勤距離と残業時間を重視した。(40代前半)
・自宅からバスで20分程度で着くようになったので朝の支度が楽になり、ストレスなく働けるようになってとても快適。(30代後半)

勤務時間(以下一部抜粋)

・​​外来なので夜勤がない、程よい大きさの病院なので急な休みも取りやすい、福利厚生がしっかりしているため。(30代前半)
・時間の融通がきくために病院から訪問看護に転職した。(30代後半)

月給・ボーナスなどの給料条件(以下一部抜粋)

・​​お給料や夜勤手当が高かったため。(40代前半)
夜勤専従で年収が50万くらい上がる見込みだったため。(40代前半)

休日・休暇(以下一部抜粋)

・子供が小さかったので、休みや時間などの融通がきくのと、アットホームな環境だった為現在の職場に決めた。(30代後半)
・休日の数が多かったことと、知人の話で職場の雰囲気もいいと聞いていたため。(20代後半)
休日が多く、私生活が充実するため。(30代後半)

残業時間(以下一部抜粋)

・残業が少なかったことや人間関係が良いと噂で聞き、転職を決めた。(20代後半)

また、「男性看護師が多い病院にしようと考え、精神科病院に転職した。」といった様に職場の雰囲気を要視する声も見られました。さらに、「福利厚生がしっかりしているため」「住宅手当があるため」といった様に制度を最も要視する方もいました。

看護師が転職をする際に最も多く利用されたサービスは「ハローワーク」

「Q4.転職活動をした際に利用したサービスを教えてください。(複数選択可)」という問いに対して、「ハローワーク」という声が最も多く挙がり、12票でした。次いで「転職エージェント(人材紹介サービス)」が10票、「転職サイト(求人広告サイト)」が8票となっています。

「Q4-1.Q4で回答したサービスを利用した理由を教えてください。 (自由回答)」に対しては、以下のような回答が寄せられました。

ハローワーク(以下一部抜粋)

自分にとって一番身近なサービスだったため。(30代後半)
・失業手当や再就職手当をもらえるため。(30代後半)
信頼できると思ったため。(30代後半)
転職サイトの利用の仕方があまり良く分からなかったため、ハローワークを利用した。(30代後半)
・国立病院・大学病院・クリニック等の求人が充実していたため。(30代前半)

転職エージェント(人材紹介サービス)(以下一部抜粋)

・アプリやサイトに登録するだけで、自分の希望する職場の情報を簡単に手に入れることができたため。(20代後半)
・病院の特徴や職場の雰囲気がわかりやすかったため。男性看護師が多く働きやすいとの事で今の病院に決め、働き始めて5年が経つ。(40代前半)
とりあえず登録をして、仕事を探してみようと思ったため。(20代後半)
・専属コンサルタントが付き、面接対策まで徹底サポートしてくれて安心感があったため。(30代後半)
・自分から休み希望や希望の勤務日数、困ったことを直接エージェントに相談することができるため。(40代前半)

転職サイト(求人広告サイト(以下一部抜粋)

・育休中なので自分1人の力ではなかなか転職は難しかったため。(30代前半)
・希望する求人があったので転職サイトに登録した。(40代後半)
求人数が多く、アドバイザが親切・丁寧な対応で好印象だったため。(40代後半)

施設HPからの直接応募(以下一部抜粋)

転職サイトだと自分の希望から外れた所もどんどん紹介してくるので、直接探したかった。(40代前半)
・近隣の医療機関のホームページを自分で調べた。人材会社を仲介するよりも早いため。(40代前半)

知人の紹介(以下一部抜粋)

・ 友人に仕事の悩みについて相談したところ、転職先の病院を紹介してもらった。(20代後半)

eナースセンター(日本看護協会)

・看護師向けの転職支援に特化したサービスであり、ニーズにあった情報や求人情報が充実していると期待したできたため。(40代前半)

SNS

・もともとInstagramでフォローしてた人が、訪問看サービスを開設したので面接し転職をした。(30代後半)

また、「出来るだけ色々な話を聞いて転職先を決めたかったため、いくつかの転職サイトを活用したり、ハローワークに相談したりした。(20代後半)」という様に複数のサービスを併用していた方もいました。

今回の調査を通じて

今回の調査を通じて、回答した看護師の8割以上が少なくとも1回以上転職を行なっており、転職をする理由としては「ライフイベントのため」が最も多いことが明らかになりました。また、転職先を選ぶ決め手は「仕事内容・やりがい」に続き、「勤務地・勤務距離」が多く挙げられ、家庭と仕事の両立を重視する看護師が多いことがわかりました。さらに、転職の際に使用するサービスとしては求人の多さや信頼度から「ハローワーク」が選ばれる傾向にありました。この結果は、転職活動の際に信頼性と情報の充実度が看護師たちにとって必要不可欠であることを示唆しています。

株式会社SOKKINは、今後も看護師の皆さんがより良い職場環境で働けることを願いながら、現場の声にしっかりと耳を傾け、更なるサービス向上に努めてまいります。

看護師向け転職エージェント比較サイトのご紹介

看護師向け転職エージェント比較サイト

当サイトは、看護師向け転職エージェントの求人数やエリア情報など、最新情報を比較するのは勿論ながら、 実際に各転職エージェントを利用した方の口コミ情報や 企業サイト運営者にインタビューさせて頂き、 当サイトを利用する皆様に最新コンテンツをお届けしております。

それにより、利用者の皆様が自分に合った転職エージェントを選ぶ際に失敗せず、 効率的かつストレスを軽減出来るサイト運営を心掛けております。利用者の皆様が当サイトと出会って、より良いキャリアに進み、 素敵な人生を歩むためのサポートとして当サイトを利用頂ければ幸いです。

会社概要

会社名:株式会社SOKKIN
設立日:2021年4月7日
代表者名:本間 亮平
所在地:東京都新宿区新宿2-8-3 AOIHOUSE SHINJUKUビル9階
会社HP:https://sokkin.me
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▼株式会社SOKKINのプレスリリース一覧https://prtimes.jp/main/html/searchrlp/company_id/111846

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この記事の監修者元サイバーエージェントクリエイティブディレクター:松浦準之助
元サイバーエージェントクリエイティブディレクター:松浦準之助 株式会社SOKKIN 人材副事業責任者

2014年にサイバーエージェントに入社。金融業界を中心に幅広い業界のクリエイティブディレクションに従事。その後、2023年より株式会社SOKKIN でクリエイティブ責任者として従事

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