【看護師を辞めたい】辞めたい理由をランキング形式でご紹介!|向いていない人の特徴とは?

調査データ

「看護職を辞めたい!」
「自分は看護職に向いていないのではないか…」

このような悩みをお持ちの看護師さんも多いのではないでしょうか?人間関係がうまくいかなかったり、給料に満足できなかったりと辞めたい理由は人それぞれ。

この記事では、看護職を辞めた理由ランキングや、転職をする前に試してほしい対処法も大公開!

よくある悩みや、辞めるメリット・デメリットもご紹介してるのでぜひご覧ください。

辞めたい理由8選

看護職に従事していると、何らかのタイミングで「もうこの仕事を辞めたい…」と思うときがあるのではないでしょうか。
ここでは、世の中の看護師さんが看護職を辞めたいと思う理由の一部をご紹介します。

  • 人間関係がうまくいかない
  • 残業・夜勤が辛い
  • いじめや嫌がらせ、パワハラに遭っている
  • 給料が割に合わない
  • そもそも看護職に向いていないと感じる
  • 結婚・妊娠・出産・育児などのライフイベント
  • 体力がもたない・精神的にきつい
  • 患者さんとのトラブル

同じような理由で看護職を辞めたいと考えている介護士さんも多いのではないでしょうか。

続いては、看護職を辞めたい理由を”ランキング形式”にしてご紹介します。

看護職を辞めたい理由ランキングTOP10!

看護職を辞めたい理由ランキングは以下のようになっています。

1位 看護職の他の職場への興味 14.0
2位 転居 8.0
3位 子育て 7.1
4位 勤務時間が長い・超過勤務が多い 7.1
5位 結婚 6.8
6位 自分の健康(主に身体的理由) 6.5
7位 自分の適性・能力への不安 5.7
8位 上司(看護管理者等)との関係 5.5
9位 夜勤の負担が大きい 5.3
10位 昇進・昇給・給与に不満 5.2

参考:公益社団法人日本看護協会「2020(令和2)年度ナースセンター登録データに基づく看護職の求職・求人就職に関する分析報告書」

ランキングを見てみると、1位が「看護職の他の職場への興味(14.0%)」、2位が「転居(8.0%)」、3位が「子育て(7.1%)」と言った結果になりました。

人間関係(上司との関係=8位)は、それほどまで辞めたい理由の上位を占めていませんでした。
代わりに、キャリアアップ(看護職の他の職場への興味=1位)やライフステージの変化(子育て=3位)に関する理由が上位を占めていることがわかりました。

看護師をやめるべき人

看護師を本当に辞めるべき人の特徴についてまとめました。特徴に当てはまっている方は、早急に退職や転職を検討した方がいいかも…?

体力がなく、夜勤が辛い

看護師は多くの場合、「夜勤」を経験します。

夜勤は夜に働くシフトであるため生活リズムなどが乱れがちです。そのため、疲れも溜まりやすく慢性的な疲労感を感じている人も少なくないでしょう。

次第に慣れてくる場合もありますが、体質的に夜に働くことが苦痛だと感じる人は看護職に向いてないかもしれません。

クリニックや診療所などの夜勤がない看護師の仕事に転職してみるのも一つの手です。

病院がブラックで、残業代などが出ない

残業代等は、労働基準法に定められていて守らないと違法に当たりますが、職場によってはサービス残業を当たり前と考えているところもあります。

今の職場で長時間のサービス残業があるようでしたら、他のホワイトな病院を探すことをおすすめします。

▼夜勤手当のルールや、平均手当学などについて、詳しくは以下の記事をご覧ください。

【看護師の夜勤】夜勤の仕事内容・勤務時間・夜勤手当について紹介!

職場でいじめや嫌がらせ・パワハラに遭っている

上司から、暴言を言われたり人間関係において修復不可能なトラブルがある場合は今の職場を辞めた方がベターです。

一度壊れた人間関係を再構築することは難しいです。
きっぱり辞めて新しい環境に移ることで、今よりも良い人間関係が構築できるでしょう。

看護職を続けるメリット

本当に看護師を辞める決断をする前に、今一度看護職を続けるメリットについても確認してみましょう。以下のメリットを踏まえた上で、本当に辞めるのかどうか考え直してみましょう。

給料が良い

実は、看護師の給料は全職種の女性平均年収に比べて良いです。

厚生労働省が発表している令和元年「賃金構造基本統計調査」によると、看護師、平均月収は33万4400円、賞与は81万6300円、そこから算出される看護師の年収は約483万円となっています。

一方で、全職種・男女計の平均年収は約500万円、全職種・女性の平均年収は約390万円です。

看護師全体は女性が大半を占めており、その観点から考えると、他業種の女性の年収と比べると給料が良いといえるでしょう。

やりがいがある

看護師の仕事は患者さんと直接関わります。そのため、患者さんから感謝される機会も多く、人の役に立っているという実感を得ることができます。

直接的にやりがいを感じられる仕事としては、看護師は数少ない仕事のうちの一つと言えるのではないでしょうか。

平日に休みをとりやすい

看護師の職場の多くは、シフト制が導入されています。
そのため、看護師は平日休みが取得しやすく、遠出するときも土日のように渋滞や混雑に巻き込まれることも少ないです。

平日にスケジュールを組めるのもシフト制が組まれている看護師ならではですね。

新人看護師は辞めるべきではない!?

もしあなたが看護師を辞めたいと思っていて、かつ1年目や2年目の新人看護師の場合であればまだ辞める決断をするのは早いかもしれません。

どんな仕事においても新人のうちほど覚えることが多く、慣れないことばかりで大変だと思います。

そこで諦めてしまうようでは他の仕事においても続かないことが多くなるかもしれません。

同僚や家族に相談するなどして少しでも状況が改善するようにしましょう。
どうしても辞めたいというようであれば、早めの準備をお勧めします。

辞めたいと感じた時の対処法

ここでは、看護職を辞めたいと感じている方に試してみてほしい対処法をご紹介します。

自分が辞めたい理由を整理する

まずは、現状把握のためにも自分がなぜ辞めたいのかについて理由を整理することが重要です。
ノートなどに箇条書きで書き出してみても良いでしょう。

辞めたい理由が整理できたら、それを改善するにはどうしたらよいか案が浮かぶかもしれません。
辞めたい理由が明確になったら、改善できるように友人や同僚、家族などに相談してみるのも良いかもしれません。

辞めたい理由を整理することで、「自分が本当に辞めた意図は思っていなかった!」なんてこともあります。

休職などで一度仕事から離れてみる

仕事を辞めたいという考えでいっぱいな時は、その仕事に対するモチベーションがなくなりかけている状態です。

まずは、いったんその仕事から離れてみて、自分の時間を満喫することもおすすめです。
趣味や友人などと楽しい時間を作ることで、心にも余裕が生まれ、辞めたいという気持ちが薄まるかもしれません。

転職で労働環境を変えてみる

看護師という業務そのものではなく、職場の労働環境に不満を感じている方には転職がお勧めです。

看護師の資格を持っていれば、全国で仕事を探すことができます。

2020年の有効求人倍率を見てみると、2.62倍となっています。そのため、看護師は比較的転職しやすい職業であると言えます。

今の労働環境に不満がある方は、思い切って転職をしてみるのも1つの手です。

出典:政府統計e-Stat 一般職業紹介状況『職業安定業務統計』

まとめ

いかがでしたでしょうか。本記事では、看護職をやめたい理由についてまとめてみました。看護師を続けるメリット・辞めたいと感じた時の対処法等を確認した上で自分が本当に看護師という仕事を辞めたいのか、それとも転職をすることで悩みがなくなる可能性があるのかどうか検討してみましょう!

「転職したいけど、次の職場を見つけられるか心配…」
「看護職続けたいけど、もっと良い労働環境で働きたい…」

など、今の職場環境に不満を感じている方は、思い切って環境を変えてみるのも一つの手です。
自分が満足する働き方ができていないと感じている方は、「看護なび」をぜひチェックしてみてください。「看護なび」ではあなたにピッタリな介護士転職サイトを見つけることができます!ぜひご活用ください。

この記事の監修者元サイバーエージェントクリエイティブディレクター:松浦準之助
元サイバーエージェントクリエイティブディレクター:松浦準之助 株式会社SOKKIN 人材副事業責任者

2014年にサイバーエージェントに入社。金融業界を中心に幅広い業界のクリエイティブディレクションに従事。その後、2023年より株式会社SOKKIN でクリエイティブ責任者として従事

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