看護師転職は「働き始めたい3か月前」から活動を始めよう!

お仕事

先日ボーナスに関する情報を紹介しましたが、ボーナスの時期に多くなるのが転職活動を始める看護師です。

 

実は、ボーナス支給後は転職活動を開始するのにちょうどいいタイミング。

 

今回は、ボーナス支給時期の転職活動で気をつける点や、10月入社に向けてどういったスケジュールで進めていけばよいかなどを紹介します!

 

7月は転職活動を始めるのに良いタイミング

10月入職に向けた求人が増えるため

人間関係や待遇、もしくはキャリアアップのために転職を考えるものの、なかなかキッカケがないと思い切って活動するのが難しいですよね。

 

「ボーナスが貰えるまでは…!」という気持ちで現状に耐え、ボーナス支給時期を一つの区切りにしている人は多いのではないでしょうか。

 

転職後の夏ボーナスを満額もらえる可能性がある

夏のボーナスは前年度の10〜3月の期間を評価して支給されることがほとんどです。

そのため、10月から勤務を開始することで夏のボーナスから支給してもらえる可能性が高いです。

 

ただし、算定期間は勤務先によって異なりますので転職先が決まった際には就業規則で賞与の算定期間を確認するようにしましょう。

 

また、転職することで冬のボーナスはなくなってしまうので、その点を踏まえた上で転職する必要があります。

 

支給時期の転職活動で気をつける点

必ず支給されてから転職の意思を伝える

支給される前に退職の意志を伝えた場合、ボーナス額に影響が出てしまう可能性があります。

 

そもそもボーナスは支給しなければならないということは法律で決まっていません。

 

そのため、病院・施設は就業規則に沿って賞与額を変動させることができます。

就業規則の賞与規定の確認

勤務先の就業規則には、賞与規定に関しても記載されていることがほとんどです。

賞与規定に関して確認しなければいけないことは大きく3つ。

  1. ボーナスの支給額を算定する期間
  2. ボーナスを受け取るためには支給日に在籍している必要があるかどうか
  3. 最低賞与支給額

前項でも記述しましたが、ボーナスに関しては病院・施設が自由に規定を決めることができるため、勤務先によって就業規則が異なります。

 

世間一般的にはこうだから…と思い込まず、自身の勤務先の就業規則を確認することが大切です。

 

もしも従業員数が10名以下のクリニックなど、就業規則がない場合は賞与に関するルールが決まっていないことも。

 

その場合は、賞与に関して事前に院長や責任者に確認するようにしましょう。

賞与規定と同時に、退職時の規則も確認

法律上では14日前に退職を申し出れば問題ないですが、就業規則で定められている場合はそちらに従って退職の意志を伝えたほうが円満に退職できるでしょう。

 

この退職期間も勤務先によって大きく異なりますが、1〜3カ月のことが多いようです。

 

転職先も、退職期間として引き継ぎが必要なことは把握しているところばかりですから、内定が決まった際に引き継ぎ期間を伝えて入社日を調整してもらいましょう。

 

転職するに向けたスケジュール

1ヶ月目:事前準備・求人探し

転職をすると決めたら、「なぜ転職したいのか」、転職先には何を求めるのかを明確にする必要があります。

転職したい理由を言語化して自分の中で明確にすることができたら、履歴書や職務経歴書など書類の準備や、希望している勤務先に沿った志望動機や面接の練習を進めていきましょう。

 

このとき、同時に求人票を探しながら進めることで、理想の勤務先が求めている条件を把握することで、説得力のある志望動機や職務経歴書を準備することができますよ。

 

初めての転職の場合、書類制作に時間がかかることが想定されますので、準備期間を1.5カ月〜2カ月など長めに見積もっておいたほうが良いかもしれません。

 

2ヶ月目:転職活動・内定

書類と面接の準備ができたらいよいよ気になる求人に応募していきます。

 

看護職の場合、通常の企業の採用活動とは異なり、面接から採用までのプロセスが短いことが多いです。

 

面接先の規模によって選考期間が異なるため一概には言えませんが、面接回数は1回のみ、面接後の採用連絡が早いところであれば次の日に合否連絡が来ることもあります。

 

書類選考に1〜2週間、面接後の採用結果がわかるまでに1〜2週間かかると想定し、内定をもらえるまでに1カ月、早くて2週間程度かかると見積もっておきましょう。

3ヶ月目:引き継ぎ、退職手続き

無事内定がもらえたら、退職の意志を現在の勤務先に伝えましょう。

 

引き止められる可能性が高いですが、こちらはもう次の勤務先が決まっているので強い気持ちを持って望む必要があります。

 

退職する意思を伝えたあとは、現在自身が担当していた仕事を後任者がスムーズに対応できるようにノートにまとめたり、もれなく引き継ぎができるように退職日までの引き継ぎスケジュールを立てて丁寧に引き継ぎをしましょう。

 

医療業界は狭いので、今後も転職するときに前の職場の人とまた会うことだって大いにありえます。

 

今後も看護職で働くことを考えた場合、なるべく他の看護師にも迷惑をかけず、円満に転職できるように心がけましょう。

 

まとめ

多くの看護師がこの時期に転職を希望するため、その分求人も増えます。

10月入社を目指して、早い段階から転職活動を始めることで理想の職場を見つけることに近づけますよ!

 

看護なび」では看護師専門の求人情報を掲載しており、地域別、雇用形態、職種、勤務時間、給与など、様々な条件で求人検索ができますよ。

 

理想の勤務先を探したり、将来の勤務先のイメージを具体的にするためにぜひご活用くださいね。

この記事の監修者
元サイバーエージェントクリエイティブディレクター:松浦準之助 株式会社SOKKIN 人材副事業責任者

2014年にサイバーエージェントに入社。金融業界を中心に幅広い業界のクリエイティブディレクションに従事。その後、2023年より株式会社SOKKIN でクリエイティブ責任者として従事

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